AirMeet
AirMeetは、あなたと初対面の人との会話のきっかけを作ります
製品概要
背景(製品開発のきっかけ、課題等)
JPHACKSが無事成功し、最後に行われる懇親会に参加することを想像してみてください。
- 周りは初対面の人ばかり
- 話そうにも、声をかけられない・・・
- ◯◯◯◯を開発したチームの人と話したいけどどの人だろう?
- ネームプレートがあっても、近くに行かないと見えないし・・・
- 自分と話が合いそうな人いないかなあ
せっかくの懇親会なのに、話したくても話しかけられない。 これを解決したいと思いAirMeetを作りました。
製品説明(具体的な製品の説明)
AirMeetは、同じ会場にいる人のみでプロフィールを共有、閲覧できるアプリケーションです。 会場内にいる人の顔写真と名前、プロフィールをスマートフォンで確認できるようにし、会話のきっかけ作りを支援します。
登録するプロフィール
その場にいる人に公開する、その時だけのプロフィール
- 見た目的特徴(服装や髪型、身長など)
- 名前やニックネーム
- 簡単な自己紹介
利用手順
- イベント会場内に入るとプッシュ通知が届く
- 指定されたプロフィール項目を入力し、そのイベントのAirMeetに参加
- 会場にいる他の人のプロフィール情報を閲覧し、話しかけたい人を探す
- 見た目情報を元に「AirMeet見ました!」と駆け寄って話しかけ、プロフィール情報を参考に会話する
会場にAirMeetを設定するには(イベント主催者向け)
会場1部屋につき1台、親機となる端末が必要です。 親機として設定したスマートフォンはiBeaconの発信装置(Bluetooth)となり、会場内を監視します。 会場に入ってきたユーザーのスマートフォンにAirMeetへの参加を促すプッシュ通知を送ったり、会場から退出したスマートフォンをAirMeetのネットワークから切断したりします。
設定方法
- イベント情報と参加者に共有させたいプロフィール項目を設定する
- スマートフォンをパスコードでロックし、イベント中は会場の中心に置いておく
特長
1. AirMeetへの参加条件は「会場内にいること」
自分と同じ会場にいる人にしか情報は共有されません。 顔写真・当日着ている服の特徴などの個人を特定できる情報を安心して公開できます。
2. イベントに合わせて公開情報カスタマイズ
AirMeetの主催者は参加者に共有してもらいたい情報をイベントごとにカスタマイズすることができます。 ハッカソンの懇親会なら、所属チームや学校名、作ったプロダクト。 ライブイベントなら、好きなアーティストやイチオシの曲。 状況に合わせたプロフィール項目を設定することで、参加者は自分が話してみたい人を探したり、初対面の人と盛り上がれる話題を作り出したりすることができます。
解決出来ること
- 同じイベントに参加しているのに、話したくても話しかけられない
- 初対面の人とは何を話していいか分からない
- あの人知ってるけど名前なんだっけ?
- 不特定多数の人に向けてプロフィールを公開するのはこわい
AirMeetは以上の問題を解決します。
今後の展望
イベント後のコミュニケーションの支援
せっかくの出会いをその場だけで終わらせるのはもったいありません。 イベント後も交流を続けられるように、会話した人と連絡先やSNSアカウントを交換できる機能をつけたいです。
想定する流れ
- 会話した人と「meet」(プロフィール交換申請)を送り合うと、今後連絡をとるための情報(連絡先やSNSアカウント、ブログURLなど)を交換することができる
- 会場から退出しても「meet」して手に入れた情報はアプリケーションに保存され、アドレス帳のように利用できる。
イベント主催者側のデータ分析
会場内にAirMeetを設定している親機では会場内のアクティビティが取得できます。 人の出入りや参加人数を把握するだけでなく、最も参加人数が多かったのはいつか、最も人が減ったのはいつかなど、今後のイベント運営に役立つデータを得ることができると考えています。
注力したこと(こだわり等)
AirMeetの最大の特徴は、「空間にいる/いない」が参加条件になっていることです。 参加者が信頼感を持って情報を公開できる環境を整えることにこだわりをおきました。 また、AirMeetは現実空間でのコミュニケーションに重点を置いています。 無機質なデータのリストの提示ではなく、オリジナルのネームプレートのように、その人の個性を表現できるよう意識して制作しました。
開発技術
活用した技術
API・データ
- Bluemix
フレームワーク・ライブラリ・モジュール
- iBeacon
- node.js
デバイス
- iOS
独自技術
ハッカソンで開発した独自機能・技術
Bluemix上で、node.jsとCloudantを用いてアプリケーションからデータベースを利用するためのWebAPIを構築した
ibeacon(Bluetooth)を用いた近距離通信を実装。 AirMeetでは親機と子機がインターネットを介さずに通信を行い、親機の通信範囲内への子機の出入りを判断。 会場に入ったと判断された子機は、インターネット通信を用いてAirMeetのサーバーと通信を行い、データベースを参照することで同一のイベント内の参加者リストを確認できる
力を入れた部分
機能はもちろん、デザインにも力を入れました https://github.com/jphacks/TK_08/tree/master/Design/prott
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