Inspiration メモは貯まるのに、二度と読み返されない。AIに考えさせると、平均的な答えが返ってくる。 問題は、記憶が足りないことではなく、自分の記憶が使われないことでした。
既存の「AIメモリー」は保存と検索です。人間の想起は、問いを必要としない。それならば——システムの側から思考が生まれる記憶を作れないか。Spinalixはそこから始まりました。
What it does 想起の生成: 感情つきの断片から、拡散活性化(今温まっている記憶)→ 記憶回路の歩行(ビーム探索)で想起を生成。自己引用・矛盾・反響・軌跡・跳躍・開いた輪・問いの7種類。 思考の足跡: すべての想起に「起点→拡散→跳躍」を表示。出典のない文は生まれません。 自立思考モード: アプリを開いている間、24秒ごとに自律的に記憶を歩いて考えます(「深く考える」で即時5サイクル)。 矛盾と開いた輪の指摘: 「5月のあなたは諦めたほうがいいと言った。10月のあなたは——明日、出す。」忖度しません。 思考結晶(目的モード): 「留学に行くべきか」→ 出典つきの想起・感情の弧・洞察・矛盾・次の一歩。 デスクトップアプリ: Macのメニューバーに常駐し、⌥Spaceでどこからでも記録。記憶はローカルのJSONのみ。 Obsidian取り込み: Vault(フォルダ)を選ぶと、Markdownが断片として回路に組み込まれます。 API文体モード(新しい概念): AIに考えさせません。 エンジンの〈思考状態〉だけを渡し、LLMは文体を整えるだけ。引用の実在・日付の捏造・ありきたりな励ましを検証し、違反した出力は破棄してローカル文に戻します。 How we built it TypeScript + React + Vite + Tailwind / d3-force + d3-zoom / zustand / Electron エンジンは純関数・決定論的(activation.ts 拡散活性化 / engine.ts 6種の回路 / analysis.ts 開いた輪・テーマの弧 / walk.ts 思考歩行 / render.ts 抽出+接続の言語化 / verify.ts 門番) Mac常駐サーバーは Node 標準ライブラリのみ(依存ゼロ)。Electronアプリに内蔵し、~/Library/Application Support/spinalix/brain.json に保存。静的環境では localStorage に自動フォールバック テスト17件: 仕込み済みの自己引用・矛盾が実際に検出されること、デモの筋書き、決定論性、出典の実在など Challenges we ran into 「読み物」ではなく「回路」にする難しさ: 初期の実装はリンクが多すぎて矛盾がノイズになりました。ノード×種類の上限と「少数精鋭」設計に変えて解決。 生成の品質: LLMに任せず、あなたの断片から一節を抽出して道筋を文につなぐ方式に。引用はあなたの言葉のまま、接続と視点だけをエンジンが与えます。 APIの位置づけ: 「AIに考えさせたら負け」という設計制約を、〈思考状態〉の受け渡し+検証層という形で実装しました。AIの出力は、記憶にないことを言った瞬間に破棄されます。 Accomplishments that we're proud of 8ヶ月分の記憶(64断片・265回路)から、仕込んだ自己引用と矛盾をエンジンが実際に発見することをテストで証明 外部AI APIなしで、想起・自立思考・思考結晶が完全に動作(審査員がキーなしで試せる) ダウンロードして普通に使えるMacアプリ(メニューバー常駐 + ⌥Space捕獲) 「AIに考えさせない」ことを構造で保証したAPIモード What we learned 記憶の本質は保存ではなく再結合と選択であること 感情を第一級データにすると、検索では出てこないつながり(遠い時期の同じ感情、向きの違う発言、開いた輪)が見つかること 決定論的なエンジンでも、入力と採否次第で、驚くほど個人的な出力になること What's next 端末内埋め込みモデルによる意味理解の深化 / 1万断片対応のブロック分割 E2E暗号化同期と複数端末 音声キャプチャと読み上げ、年間「記憶の本」の製本実証 一般公開ベータ → Pro課金(¥780/月) Built With typescript, react, vite, tailwindcss, d3-force, d3-zoom, zustand, electron, node.js
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