拡張インターホン
製品概要
背景(製品開発のきっかけ、課題等)
一般的に、多くの家庭の玄関先には来客が来た際に音で知らせる機能のみを持つシンプルな呼び鈴が設置されている。来客が訪れた際、相手を確認するには玄関先へ出る必要があり、外出中は来客があったことを知ることができない。音声や映像で会話できるインターホンを導入することで玄関先以外から対応できるようになるが、設置工事に大きな手間やコストが生じる。従って、今回我々は低コストかつ設置工事などの手間を必要としない、既存の呼び鈴の機能を拡張する形式のデバイス開発を行った。
製品説明(具体的な製品の説明)
本製品を既存の呼び鈴に設置することで、安易に機能拡張することができる。内蔵している機能は製品内で独立しているため、呼び鈴に大きな追加工事を行う必要はない。製品の圧力センサを呼び鈴の押しボタンの上に配置し、呼び鈴が鳴らされると同時に各種機能が動作する。動作の種類と実行するプロセスは以下のようになる。
- 既存の呼び鈴に取り付けられた圧力センサに圧力が加わった場合、付属のカメラモジュールが訪問者を撮影する。
- 撮影した画像を過去の訪問者のデータと照合し、登録されている人間と一致した場合は予め設定しておいた音声を再生する。
- 利用者側には、来客があったことを知らせる旨のメールを送信する。
特長
- 来客を通知で知らせることができる。
- 来客を判別することができる
- 相手に応じて応対することができる。
- 通知にメールを使用することで、疑似的にネットワーク通信機能を付与できる。
- 上記の機能を安価に付加することができる。
解決出来ること
在宅中・外出中によらず来客の存在を把握でき、また来客が誰か個別に把握できるため、相手に合わせた細かい対応が可能になる。来客者はメールで通知されるため、それを記録として保存しておくこともできる。これにより、既存の呼び鈴の利便性を向上させることができる。
今後の展望
プログラムに対応するアプリケーションを作成することにより、設定を変更しやすくしたい。また、音声のバリエーションを増やし、より自然な応対ができるようにしたい。 加えて、活用例として独居老人などの地域の抱える問題の対策にも活用できるのではないだろうかと考える。
注力したこと(こだわり等)
- 既存の呼び鈴との共存を図るため、ボタンに貼り付ける形式での圧力センサの使用を行った。
開発技術
活用した技術
Raspberry Piと電子回路を用いて小型デバイスを開発 OpenCVによる顔認識
フレームワーク・ライブラリ・モジュール
- OpenCV
デバイス
- Raspberry Pi
- 圧力センサ
- Raspberry Pi カメラモジュール
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