Inspiration

ブロックチェーンの本質は大企業や中央集権的なシステムの運営組織に対して自分のプライバシーを明かすことなくシステムを利用するという情報の個人主権にあると考え、第三者的な管理者が不在でかつ、ネットワークに参加する個人へのインセンティブを設計することで自律分散的に運営できる経済圏を構築することを目標にプロジェクトを企画した。また、ブロックチェーンは公益を優先することでよりその真価を発揮できると考え利益が生まれにくい社会課題の解決にフォーカスしようと考えた。

What it does

サービスの内容は空き家の所有権を管理しその権利を適切に履行できるプラットフォームであり、現実世界では家の所有権は物理的な鍵という形で表現されるがそれをブロックチェーン上のデジタル情報で証明可能なシステムである。ある人が家の所有者から家を一定期間借用しその情報はブロックチェーン上に記載される。所有権を履行する際にはIoTデバイスがブロックチェーン上の情報と権利の履行者の端末から情報を照合し権利の所有者であることを証明する。IoT内の情報はシステム側の秘密鍵と権利の所有者の公開鍵で暗号化されておりセキュリティは万全である。

How we built it

アプリケーション側はAirbnbと変わらないアプリケーションであるが所有権管理がブロックチェーン上で行われていることで単一障害点がなくなり一つのサーバに障害が発生したとしても参照先をブロックチェーン上に合わせることでサービスを運営し続けることができる。また、IoT認証にユーザーとシステムの秘密鍵と公開鍵で暗号化することによりIoTのセキュリティーの脆弱性をカバーすることができる。

Challenges we ran into

一番、難しかった点はIoTデバイスのセキュリティーでありIoTは端末が常にハッカーの攻撃にさらされる危険があるためIoT内の端末情報にアクセスされたとしても解錠が行われないような設計が必要であった。そのためにトランザクションが発生し所有権が嬢度される際にシステム側の秘密鍵とユーザー側のパスワードと公開鍵で暗号化しそのデータがIoT上に保存されシステムにアクセスした第三者からは暗号文しか確認できない状態となっている。承認作業の際にはユーザーのパスワード、システム側の公開鍵、ユーザーの秘密鍵の3つが揃った場合にのみ復号化することができるため安全性は高い。

Accomplishments that we're proud of

ブロックチェーンで所有権をデジタルで改竄されず安全な状態で保存できるほか、所有権を履行する際にも認証で悪意のある攻撃者をクリーニングすることができる。

What we learned

ブロックチェーンで情報を管理する際にDBで管理する情報とブロックチェーンで管理する情報の切り分け、IoTデバイスなど外部のシステムとの連携を計る際のセキュリティや各ノード同士がインセンティブを求めることで成立するアーキテクチャーの考案が社会実装の鍵となることを学んだためコーディング能力以外に幅広いスキルが必要であることがわかった。

What's next for Airbnc

Airbncは自律分散であることに加え、システム自体が汎用性があるためシステム自体をCSM化し多くの人がブロックチェーンでの取引システムのプラットフォームを作成できるようにする。ブロックチェーンが市場に浸透しにくい理由としては技術への理解度が重要であると考え個人でもブロックチェーン経済圏を作ることができる状態を作ることで普及しやすくなると考える。

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